10月が旬の美味しい食材5選【果物】
秋は美味しい果物も豊富な季節で、フルーツ狩りに出かける方も多いのではないでしょうか?では、10月が旬の果物を5選をご紹介します。
①かき
秋を代表する果物のひとつであるかきは、10月~11月が旬です。かきは奈良時代からと古くから栽培されてきた果物で、主な産地は和歌山県、奈良県、福岡県などです。
かきには渋柿と甘柿があり、よく食べられているのは甘柿ですが、もともとは渋柿で、熟すにつれて甘くなる甘柿は渋柿の突然変異です。色が鮮やかでツヤがあり、ヘタが張り付いているものが美味しいかきを見分けるポイントです。
②イチジク
イチジクは夏と秋の年2回旬を迎える果物で、数多くある品種の中には夏から秋にかけて収穫できるものもあります。6月~11月の旬の期間のうち、秋に旬を迎えるかきが最も美味しいといわれています。
イチジクは生のままスプーンですくって食べたり、コンポートやジャムにして食べるのがおすすめで、食べる1~3時間前に冷やしておくとより美味しくいただけますよ。
⓷かりん
かりんは10月ごろから旬を迎える果物で、のどの痛みや咳を和らげる働きがあり、風邪予防やのど飴でもおなじみです。
かりんは生のままだと固くて苦みがありますが、ジャムやはちみつ漬け、果実酒などに加工すると、かりんの香りを楽しめて美味しくいただくことができ、長期保存も可能です。
④りんご
中国を筆頭に、アメリカやトルコ、ポーランド、インドなど世界中で栽培され広く親しまれている果物、りんご。
日本ではりんごは年間通して食べることができますが、旬は9月~12月で、秋から冬にかけてが美味しい季節です。りんごの主な産地は青森や長野、岩手で、品種としては「ふじ」や「シナノスイート」が有名です。
⑤くり
秋の果物といえば、くりを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?くりの旬は9月~10月で、この時期にくりのいがが割け、中の熟した果実が見えるようになります。
国内のくりの主な産地は茨城、熊本、愛媛、岐阜で、丹波栗がもっとも有名な品種です。くりは中国やヨーロッパからも多く輸入されており、中国産は天津甘栗、イタリアやフランスなどのヨーロッパ産のくりはマロングラッセで有名です。