9月の23日に「ENGEIグランドスラム」が放送された。2015年にスタートしたこの番組は漫才、コント、ピン芸、リズムネタ、落語など、様々なジャンルにおいて人気と実力を兼ね備えた、国民の誰もが『面白い』と認める最強の芸人が勢ぞろいしてネタを披露する日本一豪華なネタ番組というキャッチフレーズとコンセプトを持っている。
21回目となる今回も「ENGEIグランドスラム 芸人もお笑いで世界制覇するぞSP」と題して、今年初めて開催された賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント」のチャンピオン「ギャロップ」や「ツギクル芸人グランプリ2023」を制した「ナイチンゲールダンス」など旬な芸人やネタに定評がある「バカリズム」「東京03」そして大ベテラン「爆笑問題」といった面子が出演し、そのコンセプト通り「日本一豪華なネタ番組」となった。
これだけの面子が揃っているので、ネタが面白いのは当たり前。今更それをコラムにしようとは思わない。今大会を見て印象に残った部分をピックアップして書こうと思っているのだが、印象に残ったのは全芸人のネタが終わり、エンドロールと共に流れたネタ終わりの芸人たちが控室へ戻るがてら発したコメントの数々だ。
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