滋賀といえば第10位:近江八景

近江百景とは、近江の国(今の滋賀県)を代表する8つの景勝地のことを指す言葉です。中国の瀟湘八景(しょうそうはっけい)にちなんで室町時代につけられたものなのだとか。

琵琶湖湖岸の美しい景観を表す8つの風物詩とは、三井晩鐘、粟津晴嵐、瀬 (勢) 田夕照、石山秋月、唐崎夜雨、堅田落雁、比良暮雪、矢橋帰帆のことで、絵画や和菓子、陶器の模様など様々なものに題材として使われています。

滋賀といえば 第9位:長浜城

織田信長の家臣として功績を残した豊臣秀吉が、一大名となりはじめて築いたお城が長浜城です。その当時はまだ豊臣秀吉が木下藤吉郎と名乗っていた時代ですね。

改めて城持ち大名となった豊臣秀吉はここからぐんぐん出世していきます。しかし豊臣秀吉が亡くなり豊臣家が滅びたあとは、長浜城は解体され彦根城建設の資材として使われたのだとか…。ちなみに今のお城は1983年に建設されたものです。

滋賀といえば 第8位:延暦寺

奈良時代に中国から帰ってきた僧、最澄が比叡山に延暦寺で天台宗を始めたことで有名な延暦寺です。戦国時代には、僧侶たちが力を付けたことに腹を立てた織田信長が、延暦寺に攻め入り焼き払ったことでも有名です。

数々の歴史の舞台に登場する延暦寺は、比叡山の美しい自然に囲まれ天台宗の総本山として多くの参拝客が訪れています。

滋賀といえば 第7位:甲賀忍者

忍者と言えば、三重県の伊賀忍者か滋賀県の甲賀忍者です。甲賀の里は鈴鹿山脈に囲まれた山々の嶺が美しい場所にあり、三重県の伊賀の里とも実は車で1時間かからない近さにあります。

甲賀市の甲賀の里には忍者体験や忍者について学べる忍者村があり、多くの観光客が楽しめる観光スポットになっています。

滋賀といえば 第6位:信楽焼

滋賀といえば?思い浮かぶ観光・グルメなど有名なものランキング
(画像=『Lovely』より引用)

滋賀県甲賀市信楽町は、焼き物の町として有名です。信楽焼は日本古六窯の1つに数えられる工芸品で、2019年にはNHK朝の連続ドラマ「スカーレット」の舞台にもなりました。

信楽焼で一番有名なものは、やはり狸の置物ですね。昔から信楽焼の狸の置物は有名で、お土産品として全国各地に広がりました。信楽焼の狸は幸運を呼ぶ縁起物で、なんとも言えない狸の可愛らしい表情が特徴です。

滋賀といえば 第5位:安土城

安土桃山時代に織田信長が築城し、わずか6年で焼失してしまった安土城。築城当時は天守閣を備え、日本に名をとどろかせる名城だったと言います。

今では城跡しか残っていませんが、石垣は昔の栄華を物語っています。また安土城後から見下ろす琵琶湖の絶景は、必見の価値があります。

滋賀といえば 第4位:近江牛

神戸牛、松坂牛と並ぶ日本三大和牛の1つ近江牛は、滋賀県が誇る和牛ブランドです。江戸時代にはすでにみそ漬けにされた近江牛が、薬として将軍家に献上され将軍家や諸侯の舌を楽しませていたのだとか!

近江牛の肉質はきめが細かく、サシがきれいに入っていて口の中に入れるととろけるような味わいが特徴です。近江牛の産地では比較的安く美味しいお肉が食べれるので、滋賀に行った際にはぜひ味わってください。

滋賀といえば 第3位:彦根城

彦根城は、関ヶ原の戦いの後に徳川家康の命により築かれたお城です。2代目藩主は大阪夏の陣で功績を挙げた井伊直孝で、秀忠、家光、家綱3代にわたって、将軍家を支えてきた幕府の重要人物です。

また、あの桜田門外の変で有名な幕末の大老井伊直弼が、幼少時代を過ごしたお城としても有名です。周りは風光明媚な自然に囲まれ、春は桜、夏は花火と四季折々の美しい表情を見せてくれます。

滋賀といえば 第2位:ひこにゃん

ひこにゃんは、滋賀県彦根市のマスコットキャラクター。2007年の彦根城築400年祭で初登場して以来、彦根城および彦根市の名物ゆるキャラとして活動中です。

ひこにゃんは白猫がモデルで、その猫は彦根城2代目藩主・井伊直孝にゆかりのある猫だったのだとか。ちなみにひこにゃんがかぶっている兜も、井伊家に伝わるものがベースになっています。そしてひこにゃんは今日も彦根市を全国にPRするべく、働いているのだそうですよ。

滋賀といえば 第1位:琵琶湖

やはり滋賀県といえば、1位は琵琶湖で決まりですね!なんといっても湖の大きさは日本一。どれくらい大きいのかというと、東京23区を合わせた面積よりも琵琶湖の方が大きいといえばなんとなくお判りいただけるでしょうか?

水産資源も豊富で琵琶湖周辺も整備されており。琵琶湖周辺は県内外から多くのレジャー客が訪れるスポットになっています。