猫とのハッピーライフ、毎月いくら必要？

アニコム損保が2019年に行った「ペットにかける年間支出調査」によると、猫の飼育にかかる1年間の費用はおよそ1頭当たり16万円という結果が出ています。1ヵ月平均で1万3,000円ほどになりますが、これにはキャットフードや日用品のほかにペット保険料やサプリメント代などが含まれており、実際の支出額はケース・バイ・ケースと言えるでしょう。

この調査結果を参考にして、猫との暮らしで必要になる費用を見ていきましょう。

フードにかかる費用

キャットフードやおやつには、年間4万9,713円の費用がかかっているという結果が出ており、1ヵ月当たり約4,100円の計算になります。猫の食事は朝と夕の2回に分けて与えるのが一般的とされ、ライフステージや猫の好みに合わせた食事が必要です。メインのキャットフード以外にも、さまざまな種類のおやつが販売されています。

猫が満足そうに食事をする様子は、飼い主でなくとも思わず癒やされ、笑顔になるものです。毎日おいしいものを食べさせてあげたいといった飼い主の心情が反映されているのか、猫にかける支出の中では最も金額が大きくなっています。

日用品にかかる費用

猫の日用品にかかる年間費用は1万2,118円、1ヵ月当たり約1,000円という結果が出ています。猫のトイレは最初に購入する本体よりも消耗品の砂のほうが大幅に安く、おもちゃや爪とぎも頻繁に買い替えるものではないため、日用品にはそれほど多くの費用がかからないようです。

病気やけがの治療費

猫が病気やけがをした際の治療費は、年間2万3,919円となっています。1ヵ月当たり2,000円ほどの費用がかかる計算です。健康に過ごせるときばかりではなく、ケガや体調不良で病院に通うことあります。もしものときのために、保険に加入したり、医療費を積み立てておいたり、日ごろから備えておくと安心です。

最後まで責任を持って猫と暮らしていこう！

当然のことながら責任を持って生き物の面倒を見るためには、金銭面の負担をする必要があります。それでも猫が与えてくれる癒やしや一緒に暮らす喜びは、何ものにも代えがたいものと感じる飼い主さんがほとんどではないでしょうか。マネープランもしっかりと考えて、充実した猫との暮らしを実現させてくださいね。

提供・UpU

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