◆実際の味は?
まずは淹れたてを飲んでみました。淹れたては正直、味の差はほとんどわかりませんでした。同じコーヒーなので当たり前といえばそうかもしれませんが、全く同じ味です。
1時間後飲んでみると、ペーパーフィルターの方は程よい苦みとコクが続いています。一方でステンレスフィルターの方は少し間延びしたようなだらっとした味に感じられました。
さらに、2時間後はペーパーフィルターは1時間後とほぼ同じ、そしてステンレスフィルターの方はさらに苦みと渋みが増した感じがします。もうこの時点であまり飲む気はなくなってしまいました。
そして4時間後は、それぞれの傾向はさらに増し、ステンレスフィルターの方は「飲めなくはないけれど美味しくはない」という感じに。
まさに村田さんの教え通りで、こんなにもフィルターだけで味が変わるというのはびっくりしました。これからマイボトルでコーヒーを飲む方はぜひ3つのポイントを参考にしてみてください!
<取材・文・撮影/松本果歩>
【松本果歩】
インタビュー記事から食レポ記事までジャンル問わず執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。
Twitter:@KA_HO_MA