◆3:4時間以内に飲み切るのがおすすめ
1時間、4時間、8時間経過後のコーヒーについてそれぞれ試飲し、風味・味わい・酸味・全体のバランスなどをチェックしたところ、4時間経過時点で劣化を感じることが分かったそうです。
そのため、それまでに飲み切るのがおすすめということでした。
また、それ以降になると、かなり温度が下がることからも4時間をめどに早めに飲み切った方が良いとのことでした。
◆実際にステンレスフィルターとペーパーフィルターで比べてみた
それでは村田さんの教えをもとに、実際にステンレスフィルターとペーパーフィルターで淹れたコーヒーをマイボトルに入れ、比べてみましょう。
左のマイボトルにはペーパーフィルターで、右のマイボトルにはステンレスフィルターでコーヒーを淹れていきます。使用するコーヒー豆は中煎りのものを使用しました。
コーヒー豆は同量入れたのですが、広がり方にも差が出ます。この差も味に影響するのでしょうか……。
まずはお湯を沸かします。お湯は沸騰後1~2分待ってからコーヒーに注ぐのがポイントとのこと。
沸騰したての熱すぎるお湯は、苦み、渋み、雑味のもととなる成分が抽出されやすくなり、おいしさが半減してしまい、92℃~96℃程度の少し落ち着いた温度がコーヒー抽出には最適だそう。こんな細かいことでも味が変わってくることに驚きです!
さらに、コーヒーとお湯の量も、とても重要。少し面倒でも、きちんと正しい分量を測ることで味が変わってきます。160ccのお湯にコーヒー12gが推奨レシピだと教えてもらいました。
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