「子宮筋腫」という病気について、子宮を持つ女性なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。「子宮筋腫」とは、子宮の筋層に発生する良性の腫瘍のこと。私はこの病気と、15年ほど付き合い続けています。

42歳で子宮全摘を決意。葛藤の中で気づいた「子どもを持たない生き方」の意義
写真はイメージです(以下同じ)
 そんな中、筋腫が増発し日常生活に支障が出てきたため、ついに42歳の今、子宮を全摘する手術を決心しました。まだ子どもを生もうと思えば生める歳。心を決めるまでに、2年かかりました。

 今回は、子宮全摘を決めるまでの葛藤と、決意した理由についてつづりたいと思います。今、選択を迷っている方の一助となれば幸いです。