関西ならではのやり方で東京に負けないアイドルシーンの確立へ
──関西でTIFと同じくらい、もしくは勝るようなイベントを作ることってできるんでしょうか。
純子:大阪でいえば、「MAWA LOOP」というサーキットイベントがクオリティも高いですし、代表的なアイドルイベントになると思います。心斎橋~アメ村エリアにあるライブハウスと連携していて規模も大きいし(2023年はBIGCAT / OSAKA MUSE / Music Club JANUS / DROP / BEYOND / FANJtwice / ANIMA / Pangeaの8会場で開催)、出演者も毎回豪華です。
「TIF」みたいな野外で大々的に行うようなイベントではないけど、内容としては「TIF」に引けを取らないと思ってますし、教え子のファンにはわざわざ東京から遠征して見に来る人も多いです。
──「MINAMI WHEEL」や「見放題」といった音楽イベントもサーキット形式ですよね。こうしたスタイルの方が関西には向いているのでしょうか。
純子:「夏&野外=TIF」というイメージが根付いているからそれの対抗策でもあるかもしれないですけど、東京と大阪じゃ住んでる人口の数が絶対的に違うので、同じようなやり方をしても人は集まらないんやと思います。でもそれがいいんだと思います。「MAWA LOOP」は関西アイドルシーンの歴史において欠かせないイベントであり、これからも規模はもっと大きくなっていくと思いますよ。
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