9月7日、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子前社長と新社長の座についた東山紀之、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦がそろって会見を開き、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題について認め、謝罪した。

 300人以上集まったとされるメディアの記者たちから矢継ぎ早に質問が飛び交い、4時間を超したこの会見の様子や今後の動向についてなどが連日、あちこちでニュースになっている。

 これまでの消極的な報道姿勢をなかったコトにするかのように、メディアは積極的にこの問題を取り扱っているが、ジャニーズ事務所の再発防止特別チームの調査報告では「マスメディアからの批判を受けることがないことから、ジャニーズ事務所が自浄能力を発揮することもなく隠蔽体質を強化し、その結果、被害が拡大した」と、いわゆる“メディアの沈黙”が性被害を助長したとしている。