私はNHKの朝やっている『朝イチ』は比較的見ている方である。大きな災害が起きようとも、大谷がホームランを打とうが、一切関係のないのがいい。そこに出ている人気料理家が、昔は、菅直人が総理大臣だった時、愛人だと報じられた女性だと、文春が報じている。

 その女性は山脇りこ。代官山で料理教室を開く一方、レシピ本を20冊も出し、「美味しく、カンタンに」をモットーにして人気だという。文春によれば、山脇りこは改名後の名前で、以前は戸野本優子で、菅直人と六本木のホテルで密会をしていたと文春が報じた。

 その騒ぎなら覚えている。コケティッシュな女性で、それが報じたられた後、菅はジタバタしたが、彼女は「私の失敗です」と語り、表舞台から消えていった。 文春が確認すると、結婚して山脇に改姓していた。元々、菅より優れたものを持っていたのだろう。彼女の料理人としての腕も確かなようだ。いいじゃないの、幸せならば。

 

“エッフェル姐さん”だと有名になった松川るい参院議員や今井絵理子参院議員は氷山の一角であること、国民なら誰もが知っている。今年の夏も多くの議員たちが“物見遊山”的外遊をしている。例えば、自民・公明・立憲の5人の予定を見て見ると、7月3日から9日までに英国、スペイン、イタリアを回り、「欧州各国における議会制度及び政治経済事情調査」のためとある。

 だが、この短い日程で3か国を回り、調査など何ができるのか。挨拶して、すぐに次の国へ行くとなれば、観光と同じではないのか。中には家族を伴って出かける者もいるそうだ。それに、向こうでは車から通訳まで付き、かかった費用は我々の血税で支払われる。

 何しろ、今年度分議員派遣旅費として約2億7100万円が計上されているのだから、使わなソンソンというわけだ。議員たちには毎月調査研究広報滞在費として100万円が支給されているのだ。なぜ、そっちを使わないのか。いっても詮無いことだ。この国では、金儲けのために議員になる輩が多くいるのだから。中には、どこへも行かないで、旅費だけをもらう議員はいないのだろうか。私はいるような気がするのだが。