伊勢神宮は大きく分けて外宮と内宮に分かれていますが、伊勢神宮を参詣する際は正しい回り方や参拝方法があります。そこで伊勢神宮の外宮・内宮の正しい回り方や伊勢神宮の参拝方法、伊勢神宮周辺のおすすめスポットについてご紹介したいと思います。

伊勢神宮とは?

現在パワースポットとして有名な伊勢神宮ですが、伊勢神宮のことをよく知らない人にとっては、「そもそも伊勢神宮とはどんな神社でどこにあるの?」と思われるかと思います。
伊勢神宮の正式名称は実は「伊勢神宮」ではなく「神宮」だけなのです。
地名を付けた方が分かりやすいので一般的に「伊勢神宮」「お伊勢さん」「大神宮さん」などと呼ばれています。

伊勢神宮は三重県伊勢市にある神社で、内宮では天照大神(アマテラスオオミカミ)、外宮では豊受大御神(トヨウケノオオミカミ)をお祀りしている神社です。
伊勢神宮は別宮、摂社、末社、所管社など125の宮社を全て合わせて神宮と呼んでいます。

伊勢神宮のアクセス方法は?

伊勢神宮に行ってみたいけれどアクセス方法がよく分からないという方のために、伊勢神宮の電車でのアクセス方法をご説明しておきます。

【東京・名古屋方面からのアクセス】
アクセスルート①
JR・名古屋駅(所要時間1:40)→近鉄・宇治山田駅→バス・タクシー(所要時間0:10)→伊勢神宮内宮
アクセスルート②
近鉄名古屋駅(所要時間1:20)→近鉄/JR・伊勢市駅→徒歩(所要時間5分)→伊勢神宮外宮
【京都・大阪方面からのアクセス】
アクセスルート①
近鉄・京都駅(所要時間2:10)→近鉄・宇治山田駅→バス・タクシー(所要時間0:10)→伊勢神宮内宮
アクセスルート②
近鉄・大阪上本町駅(所要時間1:50)→近鉄・宇治山田駅→バス・タクシー(所要時間0:10)→伊勢神宮内宮
【三重県(四日市)方面からのアクセス】
アクセスルート①
近鉄・四日市駅(所要時間0:50)→近鉄/JR・伊勢市駅→徒歩(所要時間0:05)→伊勢神宮外宮
アクセスルート②
JR・四日市駅(所要時間1:10)→近鉄/JR・伊勢市駅→徒歩(所要時間0:05)→伊勢神宮外宮

伊勢神宮の参拝方法・回り方は?

伊勢神宮に向かう前に正しい参拝方法を事前に知っておくことで、スムーズにお参りすることができます。
伊勢神宮は大きく分けて外宮と内宮に分かれており、外宮から内宮という順番で参拝していくのが正しい参拝方法とされています。

遠方から伊勢神宮の参拝に訪れる人によくあるのが、参拝時間があまりないからといって内宮だけ参拝するというものです。
外宮か内宮どちらかだけを参拝することを「片参り」と言いますが、本来は良くない参拝方法とされているので、伊勢神宮を訪れる際は時間に余裕を持って外宮と内宮を参拝できるよう事前に計画を練ってから訪れるようにしましょう。

伊勢神宮で参拝するときの服装は?

伊勢神宮に向かう際は、服装についても注意するようにしましょう。
最近の伊勢神宮は観光スポットとしても有名なことから日本人・外国人の参拝者を含めラフな服装で参拝する人も増えていますが、本来は神様に会いに行くのですから、スーツ・着物などフォーマルな服装をするのが正しい参拝方法です。
また、伊勢神宮の参道には玉砂利が敷かれているので、女性の場合、スーツを着用する際はヒールの高い靴は歩きにくくおすすめしません。

伊勢神宮の外宮と内宮の回り方は?

外宮と内宮の回り方についてですが、外宮と内宮では進行方向が異なり、外宮は左側通行、内宮は右側通行となるので注意しましょう。
また、伊勢神宮の参道の中央は正中(せいちゅう)といい神様の通り道とされているので、誰も歩いていないから空いていると思って歩いてしまわないように気をつけましょう。
また、鳥居をくぐる際は「お邪魔いたします」という気持ちで一礼するのが正しい参拝方法とされています。