ところで、要潤(42)という俳優がいる。NHK朝ドラ「らんまん」の主人公・槙野万太郎に「大学の出入りを禁ずる…私に尽くすなら考えてもいいがね」といい放つ役を演じている人気俳優である。

「要さんは二〇二一年、個人事務所のマネージャーA子を使って“秘密の副業”を始めようとしていたんです」(2人の知人)

 要が乗り出したという危険な投資というのは何か?

「二年前、A子は要さんのマネージャーとなった。彼女はまもなく要さんから頼まれ、女性用マッサージ店の出店計画を手伝うことになりました」(同)

 店の名前も要が考えたそうで「三茶男子」というそうだ。

「表向きはマッサージ店ですが、女性用の風俗店を作ろうとしていたんです。A子は要さんから命じられ、大人のおもちゃ(ウーマナイザー)も買ったそうです」(同)

 文春は要に直撃している。

――「18歳未満利用禁止」などとあったが

「(普通のマッサージ店とは)思いませんよね。ちょっとエッチなやつですよね。でも、法に触れたものではないでしょ」

――風営法では無届けの広告宣伝は禁じられている。

「ああ、それは、もうまちがいなく認識不足でした。もし届け出が本当に必要だとすれば、すぐにでもホームページを消します。直接業務に関わったことはございませんし、こちら側が運営して実際に実装されたようなことはないので」

 時折、涙声になりながら受け答えをしたという。中年の俳優が手掛ける商売としては常識に欠けるのではないか。私は要潤は好きな俳優である。昨今、生ぬるい軽薄俳優が多い中で、存在感を感じさせるからだ。したがって身を慎んでほしいものである。