◆1.「美容師さんへの遠慮」をやめて思ったこと

美容師さんと元井
美容師さんと元井
 髪にとって、美容院での化学的処理はインパクトが大きいので、美容師さんに遠慮することをやめて、不安は口に出し、十分に相談するようにした私。

 結果として美髪にグンと近づいたわけですが、その過程で気づいたのは、美容師さんとのコミュニケーションを重ね、二人共通の目的意識を持てるようになると、美容師さんが最強の美髪育成パートナーになるということです。

 私の場合、今の美容師さんには4年前くらいからお世話になっていますが、当時から「徹底的に美髪を追求したい」ということを何度も伝えてきています。

 美容師さんと客という立場ではありますが、必ず二人の共通の目的は「髪を美しくすること」だとコンセンサスが取れているので、私がそれに反することを言い出したら、やんわり否定してくれるくらい、良い信頼関係を築けていると思います。

 例えば、私が髪を茶色にカラーリングしたいといっても、きっと止めてくれるでしょう。

 また、一人の美容師さんと長く付き合うことも大事だと感じました。なぜなら、髪は十人十色で、さまざまな髪質の人がいます。美容師さんはもちろんプロではありますが、一人の人間の髪質を初見ですべて理解するのは難しいものだと思うからです。

 何度も髪を扱ってもらううち、美容師さんもその人の髪質への理解が深まって、より最適な処理をできるようになっていくのではないだろうか、というのが私の考えです。

 今は10年後くらいにグレイヘアに変えたい希望を伝えていて、どうやったらうまく移行していけるか、たまに相談したりしています。