このカーンは、ドラマシリーズ『ロキ』と今年2月公開の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』では、ジョナサン・メジャースが演じている。しかし、そのメジャースは今年3月に家庭内での暴行容疑で逮捕されており、8月から裁判が始まるという。
「メジャース側は無罪を主張しており、ディズニープラスもマーベル・スタジオも作品の配信停止などは行っていません。どちらかというと楽観的な空気もありますが、今後の裁判の結果次第では、メジャースの降板や脚本変更などもありうるのも事実。ストの行方も気になりますが、こちらの事件がどう転んでいくかも、MCUに大きな影響を与えるでしょう」(同)
そんななか、7月26日にはMCUの最新ドラマシリーズ『シークレット・インベージョン』の最終話がディズニープラスで配信された。ヒーロー集団アベンジャーズの創設者であるニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)を主人公としたダークスリラーだ。
「最終回についてはファンの間でも賛否両論になっているようですね。少々バッドエンド的な幕引きだったことや、キャラクターの掘り下げが甘かったことに不満を持つ視聴者も少なくない。ニック・フューリーというと、MCUではかなり重要なキャラクターであり、その主演作が微妙な評価となったならば、今後のシリーズにも悪影響を及ぼしかねない。MCUにとってはこれもまたネガティブな材料です」(同)
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