しかし、今回のSDCCではマーベルのコミックやトイに関する発表はあったもの、MCUの映画やドラマについての新情報はなし。予想通りの展開だったとはいえ、世界中にいるMCUのファンは、がっかりしています」(映画関係者)

 2018年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』が記録的な大ヒットとなったMCUだが、その後コロナ禍を経てトーンダウンしている。

「コロナの影響で作品の制作・公開のスケジュールがずれ込んだだけでなく、2021年からディズニープラスでのオリジナルドラマシリーズの配信が始まったことが、良くも悪くも影響しています。

ファンにとっては、ドラマシリーズが始まり作品数が増えるのは嬉しいことである一方、映画だけでも作品数が多くて追いきれないMCUなのに、ディズニープラスに加入しないと全部の作品をカバーできないとなると、脱落していくファンが増えているという現状がある」(同)