■未来を心配しすぎるのをやめて、主体的に動くこと

とはいえ、本物の決断をする前にやるべきことがあります。自分の中では計画済みでも、周りの人たちにとって青天の霹靂では動揺させてしまうし、仕事においては自分勝手な決断が過ぎると、多大なる迷惑がかかります。周りの人には、心の準備が必要です。

私の場合は、妊娠したいと決断したときから、職場のスタッフさんや一部の関係者に「妊娠したいと思っている」ことを伝えていました。妊娠したいと思っても、それはいつになるのか誰にもわからない神のみぞ知るタイミングだけど、事前にできることはたくさんあります。

いくら周りに伝えていても、妊娠したら現実が大きく変化するから周りが戸惑うのは当然だけど、できる限り周りに迷惑をかけず、早い段階で妊娠を祝福してもらえるかどうかは、いい選択をしたからでもなく、周りのせいでもなく、自分の行動次第なのです。

すべての不安は受動的な態度から生まれるものです。他人に答えを求めて生きると、いつかどこかのタイミングで、結果的に深い心理的な葛藤を経験することになります。

そして、未来を心配したらきりがありません。でも、本当の自分の願望に気づいて本物の決断と行動を積み重ね、周りを気遣いながら巻き込み、必死にやれば結果は必ず良くなります。

「ありたいように、なりたいように」

自分の望む自由な人生は、自分の勇気と行動で切り拓いていけるものと私は信じています。