さて、ryuchellというタレントが自殺した。享年27。彼がなぜ死を選んだのか。ryuchellはモデル出身のpecoという女性と結婚して男の子も産まれていた。だが、昨年8月に離婚している。彼はインスタグラムにこう綴ったという。

「“本当の自分”と、“本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました」

 トランスジェンダーとしての悩みを告白していたようである。新潮によると、自殺の原因としては、女性ホルモン投与による鬱。SNS上の誹謗中傷。それに加えて新潮は、リベンジポルノに脅えていたというのもあるという。

 ある人物との親密な関係をうかがわせる「光景」を収めた動画があり、それが流出するのを恐れていたというのである。新潮は実際に、その現物を手に入れたという。4枚の写真と3本の動画。

「映っているのは二人。一人は身体の一部が映るのみで、顔は見えない。もう一人は髪の色や髪型、ピアスの形、ほくろの位置などがryuchell本人に酷似している」(新潮)

 自殺したのは、その諸々が彼の心を塞がせ、死を考えるようになったのだろうか。