お次は現代の注目の連載、ジャーナリストの岩瀬達哉による「マイナカード500万人の流出」の第2回。2017年に大幅な税制改革を受け、年金機構は厚生年金受給者に対して、氏名住所などを印刷した「扶養親族等申告書」を送付し、あらたにマイナンバーや所得情報を記入して送り返してもらった。
返ってきたデータ入力業務をSAY企画なるところに委託したが、SAY企画は中国に丸投げしてしまったのである。そこから中国のネット上に個人情報が流出した「事件」だが、私を含めて多くの国民は忘れている。
だが、この深刻な事態を「隠蔽」するため、年金機構の水島藤一郎理事長と、厚労省大臣官房の高橋俊之年金管理審議官らは、「虚構のストーリー」と「欺瞞の論理」を捻り出し、国会を欺き、国民を騙し続けていたと岩瀬は断じる。その当事者であるSAY企画(今はない)の切田精一元社長が驚くべき発言をしたのである。
――機構との契約に反して、なぜ、「申告書」を中国に再委託したのか。
「中国への再委託に関しては、落札した時点でこういうシステムで、こうやりたい、許可してくださいといって、事前申請したうえで、きちんと了解を得たうえでの話だから。勝手にやったわけではない」
年金機構が責任逃れのために作り上げた虚構のストーリーを、ひっくり返したのである。詳しくは現代で読んでほしいが、国民の情報を勝手に中国に流し、情報が流出しても責任逃れをするばかり。こんないい加減で責任感のない国に、これ以上の個人情報を預けるのは危険だ。マイナカード制度はやるべきでないこというまでもない。
W不倫の広末涼子が早々に離婚していた。私が知る限りFRIDAYが一番早かったのではないか。7月18日、広末のバースデーに、自宅には数人の友人たちが集まり祝っていたが、そこにキャンドル・ジュンの姿はなかったという。
この2日前、広末が自宅に戻るのに合わせて、彼は家を出て行ったそうだ。 だが、なぜ、溺愛している子どもを置いて出て行ったのだろう。FRIDAYは、彼が会見をした後、自身の女性関係や従業員へのパワハラが報じられたため、調停で争うには分が悪いと書いているが、そうだろうか?
妻は夫がいながら妻子のある男とW不倫していたのだから、十分争うことはできるし、離婚の条件を有利にすることはできるはずだ。私は、FRIDAYが書いているように、キャンドル・ジュンのやっていることの多くはボランティアのようなもので、これまでは広末に全部頼ってきたことが、親権を争うときに不利になるからではないだろうか。
子供を養育する十分な資金と環境を整えられるか? その資格は元夫にはなく、それなりの資産を譲りうけることを受け入れ、親権を元妻に渡すしかなかったのではないか。それにしても、かわいい盛りの子どもを手放す男の悲しさは、写真を見るとよく分かる。
FRIDAYは、広末は不倫相手の鳥羽とは結婚しないかもしれない、子どものことを気遣って子育てに専念するのではないかと報じている。もしそうだとしたら、鳥羽も惨めだろうな。妻との関係は拗れ、元に戻るのは難しいだろう。女は逞しく生き残り、男たちは寂しく去っていく。女って強いよな。