8. ペットボトル入りの水
通常、機内荷物として携帯する液体は、100ml以下の容器で合計1リットル分までしか持ち運べませんが、赤ちゃん用としてであれば、その制限を超えて機内に持ち込むことが可能です。
飛行機に搭乗する前や着陸して入国するまでの間に、お水を調達することができる環境にあるかわかりません。なので、赤ちゃんの水分補給が必要になったときのためにも、ペットボトル入りのお水を持参することをおすすめします。海外では、日本で飲み慣れた軟水を手に入れることがすぐには難しい場合もありますので、尚更です。
また、現地の水事情が心配な場合は、最初の数日分や緊急時のために、2リットル入りなど大きなペットボトルをスーツケースに入れておくのもいいでしょう。
9. ビニール袋
おむつを使用する乳幼児の場合、日本のスーパーでもらえるような小さなサイズのビニール袋をいくつか持っておくことをおすすめします。おむつを捨てる時に匂わないように、ビニール袋に入れて捨てるというマナーを守りたいものです。
また、ビニール袋は、濡れたものや汚れたものを入れたり、一時的に鞄の中の仕分けをしたりするのに何かと便利です。一方で、ビニール袋は日本のように有料だったり、環境への配慮のため買い物をしても紙袋しかもらえないこともあります。必要最低限でいいですが、ビニール袋を持ち歩くと便利ですよ。
10. 常備薬
いつも使っている肌クリームや保湿剤、日焼け止めのほか、万が一の時の飲み薬等は、旅行に持っていきましょう。病院で処方されたもの以外のたいがいのものは、滞在先のドラッグストアで入手可能かも知れませんが、体に合わなかったら大変なので、少々かさばっても持って行きましょう。
また、肌に関しては、日本のような軟水ではない場合も多いほか、滞在先の気温や湿度に反応するなど、思わぬマイナートラブルも発生します。落ち着いて対応できるよう、日々の備えを十分にしましょう。
その他
以上、生後半年および生後9ヶ月の赤ちゃんを連れて海外旅行を経験した筆者がおすすめする、海外旅行必携品厳選10選でした。
赤ちゃん連れ海外旅行は、何かと荷物がかさばってしまいますが、滞在先の状況(洗濯ができるか否か)や立地(お店が周りにあるか否か)などによって持ち物の量も変わってくるでしょう。
その他にも、現地でレンタカーを借りたり、タクシーなど車に乗ることがあればチャイルドシートを持参したいですね。レンタカー会社でのレンタルも可能ですが高額となる場合があり、現地に置いてくる分でも、日本で安いものを持って行ったほうがいいです。
また、小さめのB型ベビーカーや抱っこ紐もあると便利です。特に、ベビーカーは大きさや現地の空港によってはゲート、ギリギリまで使用することができる場合もあり、便利です(その際、ゲートでの預けとなります)。子供とともに旅するのであれば、チャイルドシートやベビーカーは、預け荷物の数に含まれないので、荷物の制限量を気にしなくていいので安心です。
それでは、子連れで良い旅を!