一方で、『FNS鬼レンチャン歌謡祭』として、『千鳥の鬼レンチャン』でおなじみのタレントや歌手、ものまね芸人を中心とした音楽コーナーもあった。

「『FNS鬼レンチャン歌謡祭』は事実上、『FNS歌謡祭』の縮小バージョンといった形。芸人さんが登場するのでお笑い要素もあるんですが、西川貴教、倖田來未、森高千里らが登場し、音楽番組としても見応えがありました。お笑い番組を普段見ない視聴者も楽しめる企画が充実していたのも、コア視聴率に繋がっていると思います」(同)

 フジテレビらしく、“お笑いバラエティ”という要素を核にしながらも、幅広い視聴者が楽しめるように、きめ細かい演出がなされていた今年の『27時間テレビ』。令和のバラエティ番組の新たな指標となっていくかもしれない。