しかし蓋を開けてみれば、全時間帯で横並びトップとなる高視聴率。ゴールデン・プライム帯に注目すると、『サビだけカラオケ タッグモード大会』という企画を放送した22日19時~22時の平均視聴率は、世帯が8.2%、個人が5.6%、コアが6.8%。グランドフィナーレとなる23日の18時30分~21時54分では、世帯が9.5%、個人が6.5%、コアが7.8%だった。27時間全体での平均視聴率は世帯6.5%、個人4.0%、コア4.6%だった。

 特筆すべきはコア視聴率の高さだ。

「商品購買意欲の高いとされる年齢層の視聴者がどれだけ観ているかを示すのが、コア視聴率。コア視聴率が高ければ広告宣伝効果がある番組となり、それだけ番組の価値が高まるということです。数字でいうと、コア視聴率が5%を超えれば合格、6%を超えたら勝利、7%以上は大勝利という感じ。

 そんななかで、今回の『27時間テレビ』はオープニングで7%近くをマークし、フィナーレでは8%に迫る数字となった。昨今これは快挙と言えるでしょう。フジテレビとしても手応えを感じたはずです」(制作会社スタッフ)