続けてはじまったのは『千鳥の鬼レンチャン』の名物企画「サビだけカラオケ」。ここで言及すべきは、まずはやはり華原朋美だろう。丘みどりとタッグを組んで登場した彼女の、レギュラー放送時と変わらない奇天烈な言動、朋ちゃんダンス、そしてかまいたちへの煽りなどは笑わずにはいられない。

 さらに、TRF、篠原涼子、globeなどの曲にチャレンジしていた華原は9曲目で持ち歌『I’m proud』を歌い上げ見事成功、床に倒れ込み「小室さん大好きだよぉー」と叫んだ。その姿には「人生……!」と思わずにはいられない。

 そして、ほいけんたである。明石家さんまのモノマネ芸人として活動してきた彼は、レギュラー放送時から高音を外さないための歌詞の改編などルールの裏をかくようなチャレンジを繰り返し、番組内ではダーティーなキャラクターになっていた。

 そんなほいは今回、練習のしすぎで喉が絶不調。だが、ダーティー面は絶好調。尾崎豊『I LOVE YOU』の「悲しい歌に」の部分を「かぅーしぃー うとぅーにぃー」と歌ったり、布施明『君は薔薇より美しい』の「変わったー」の高音&超ロングトーンのところを「くるっくぅー」と歌うなどし、千鳥らからの猛ツッコミと大笑いを生んでいた。ほいけんた、カラオケで事前に練習しながら「よし、くるっくぅでいこう」とか考えていたのだろうか。それで喉を枯らしたりしてるのだろうか。

「クリアすることが正義や」

 さんまのモノマネで引き笑いをしながらそう語るほい。まさに裏さんまという感じ。その後もほいは、27時間の随所で活躍していく。