コロナ太り・テレワークによって起こりうる病気のリスクって
血管系の疾患
これはコロナ太りに限らずですが、太ってしまうと、血管性の疾患リスクがすごく高まります。また、太っている人の方が新型コロナウイルスが重症化しやすい・感染の予後を悪化させるというデータも最近ではあがってきています。
WHO(世界保健機関)はCOVID-19の感染や重症化の危険因子を挙げて、それに該当する方の注意を促しています。
その危険因子として、1)65歳以上、2)慢性肺疾患、3)喘息、4)糖尿病、5)重症心疾患、6)透析中の腎疾患、7)免疫能の低下、8)肝疾患などが示されていますが、これらのほかにも重要な危険因子として「肥満」が報告されています。
モナリザ症候群
モナリザ症候群とは痩せにくい、肥満を引き起こしやすい状態になることを指しています。肥満の原因というと、多くの人が食べ過ぎや運動不足を連想しますが実はそれだけではありません。
昼と夜のメリハリがなくなってしまうことで、交感神経と副交感神経の活動が乱れてしまい、体が脂肪を溜め込もうとしてしまう状態になります。対策としては、昼と夜のメリハリをつけること。昼は仕事や家事などでしっかり動き、夜は十分な睡眠を取るといった生活を続けることです。自律神経の乱れを調整して脂肪を溜め込まない体にしていきましょう。
ダイエットはオーダーメイドが重要であるため、自分にあった規則正しいプログラムや自身の体の特徴を把握しておくことが大事です。プロに相談して自分の体の特性を理解しておくことをおすすめします。
教えてくれたのはこの人!
日本肥満予防健康協会 理事長
藤田 賢史
日本肥満予防健康協会の設立時より理事、講師として活動し、年間60回以上の講演、セミナーを開催。アドバイザー育成にも力を注ぎ、全国で5000人以上のダイエット指導者を育成。「肥満と健康に関する知識の普及」を目的に、独自の検定事業「スマートスタイル検定(肥満予防健康検定)」の運営なども行なっている。
提供・Cinq(サンク)ーよくばり女子のはたらき方
【こちらの記事もおすすめ】
>思わず共感する40代独身女性あるある
>100均グッズで宅飲みをワンランクアップ
>生活費月100万円超「ご近所セレブ」の実態
>旅行のお土産、いくらが適切?
>あぁ、癒やされる。飼いやすいペット5選