2018年に報じられた未成年者への強制わいせつ事件で書類送検された元TOKIOの山口達也は、不起訴処分(起訴猶予)だった一方で、ジャニーズ事務所とは契約解除で事実上芸能界を引退し、現在は自身のアルコール依存症と向き合っている。

 山Pこと山下智久も2020年に未成年女性との飲酒報道を受けた活動自粛中の同年10月に退所し、“辞めジャニ”のなかでは今もドラマや映画に出演している方ではあるものの、引っ張りだこだったジャニーズ時代とは、まだギャップがある。

「ここ最近、安定していてかつ輝かしいジャニーズという城を、知名度の高いタレントが辞めるとときには何か事件を起こすとか、ヤンチャが過ぎちゃった、ドロップアウトみたいなネガティブな印象が強かったですよね。元NEWSの手越祐也とかも、退所後は一時的に注目の的だったけど、結局プロデュースした美容サロン事業もうまくいかなかったし、パッとしていない。事務所は、退所するタレントらに対して“仇をなしたから”ということなんでしょうか。見えないパワーで抑圧されちゃって、独立後に活動が目立たなくなっちゃった人たちがほとんど。しかし、現役アイドル時代はあれだけ騒いでいたファンたちはどこに言っちゃうんでしょうね(笑)」(女性誌記者)

 一方でジャニーズでスターになった後、事務所を脱退してさらならう飛躍を遂げた人も少なくない。