1962年にスタートを切ったジャニーズ事務所は、強大な権力を駆使して唯一無二のブランド価値を築き上げることに成功し、日本の男性アイドル文化の一時代を作った。

 そんな老舗巨大イケメン集団の出身者は、ジャニーズJr.も含めるとかなり多いと想像できるが、退所していったいわゆる“辞めジャニ”たちは、みな一様に在籍時の栄光を難なく引き継げるワケでもないのが大半だった。大手事務所に転籍しないと、テレビやCMはおろか、ちょっとしたPRの仕事へもなかなか出演できない状態だった。今も、テレビ局などでは、辞めジャニの起用をタブー視し、慎重になっている。

 また最近では不祥事などにより抜ける人も。