4.斎場御嶽(沖縄)
「最高位の」という意味を持つ「斎場(せーふぁ)」の名で呼ばれる斎場御嶽。実はこの名称は通称であり、正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」といいます。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を構成する資産のひとつで、国の史跡、沖縄県指定名勝にも指定されています。
現在も地元では聖地として扱われており、なかでも三角の空間「三庫理(サングーイ)」は最大のパワースポットとして知られています。神聖な場所だからこそ、週末一人旅で静かにじっくり巡ってみては。
5.門司港レトロ地区(福岡)
明治22年(1889年)の開港以来、国際貿易港として栄えた門司港。現在でも当時の面影を色濃くのこすレトロな建物が多く残っており、福岡を代表する観光スポットのひとつとして人気を集めています。
木造の「門司港駅」や大正モダンな「旧門司三井倶楽部」などの洋館はもちろん、ショップやレストラン、美術館なども続々とオープンし、一人でマイペースに散策するのも楽しい地域です。また焼きカレー発祥の地とも言われているので、訪れたらぜひ食べてみて。
6.嚴島神社(広島)
1996年12月に世界遺産に登録されました。瀬戸内海にそびえたつ大鳥居は宮島のシンボルとなっており、この美しい景色は宮城県の松島、京都府の天橋立と並んで日本三景のひとつに数えられています。大鳥居は、潮が引いている時間帯には歩いて近づくこともできますよ。
海の女神、市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命が祀られており、航海安全、交通安全、家内安全、試験合格、商売繁盛、縁結びなど様々なご利益があります。
7.能作本社(富山)
富山県高岡市にある「能作」は、日本を代表する鋳造工房の一つ。2017年に新社屋がオープンし、約4,000坪の敷地内には工場やオフィスのほか、能作の製品が並ぶ「FACTORY SHOP」、能作の食器を使って飲食ができるカフェ「imono kitchen」、鋳物の製作体験ができる「NOUSAKU LAB」などがあり、見どころ満載です。
さらに、普段目にすることのない鋳造作業の様子を間近で見られる「FACTORY TOUR(無料・要事前予約)」も開催。約60分かけてスタッフさんが工場内を順番に案内し、錫や真鍮などの原料の説明や鋳造の作業工程を解説してくれます。タイミングが良ければ、溶かした金属を鋳型に流し込む様子を見られることも。
特に食器や酒器に興味のある方へおすすめしたい、週末一人旅先です。