このほか、「自分だけ知ってるセット」で自分だけコールアンドレスポンスの「Ho~」を知っている設定で話すロバート・秋山、「セルフサプライズケーキセット」で『THE MANZAI』と『キングオブコント』のWファイナリスト達成を改めて褒めてもらうアルピー・平子、「話すことでもない話セット」での眉毛に切れ目が入った人を見ると新潟の「潟」を思い出すというバカリズムの話なども面白かった。
それにしても、番組タイトルからは内容がよくわからないこの番組。そんな番組も、バカリズムの名前がついてるとそれだけで「変な設定だけど面白い番組」の説明が終わる感がある。それだけで食指が動く感じがある。信頼と実績のバカリズム印である。
あるいは、実際に番組を見てみると、“正解”が見えないゲームというかトークというかコントというか、そういう何かだけで構成されていたりするわけだけれど、そんな状況すらも番組全体を一歩引いてメタ視点で見て面白がるところに視聴者を導くような、そんな効果をバカリズムという存在が担っているような気もする。
何が理由で彼の存在がそんな効果を帯びているのかはよくわからないけれど、無二のポジションにいるのは確かなのだろう。
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