ハリウッドでの実写化が発表されるも……

2000年代以降、大友克洋は漫画家としてではなく映画監督としての活動に軸足を移していきました。国際的にアニメーション映画『スチームボーイ』(2004年)や実写映画『蟲師』(2007年)を手がけたほか、2020年現在は自身が原案、脚本、デザインワーク、監督を担当する『ORBITAL ERA』(公開時期未定)を制作中であることが明らかにされています。

『AKIRA』はまだまだ国際的にも非常に価値のあるタイトルです。新アニメのプロジェクトが進行しているほか、以前より噂されていたハリウッドでの実写版映画の企画もアナウンスされました。しかし『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ジョジョ・ラビット』などで知られる売れっ子監督タイカ・ワイティティのスケジュールの都合によるものか、公開日は2021年5月の予定から無期限延期に。

その後、続報はありません。作中で描いた2019年が過ぎ去り、2020年になってもなおさまざまな理由から巨大な存在であり続ける傑作『AKIRA』。大友克洋の新作の情報も含めて、今後の展開を楽しみにしたいところです。

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