9月21日は敬老の日。普段の感謝の気持ちを伝えたいですよね。しかし実際にどのようなメッセージやプレゼントにすれば良いのか意外とわかりません。敬老の日の様々なシチュエーションのメッセージ文例や、おすすめプレゼントをまとめました。

敬老の日のメッセージってどう書けばいいの?

9月20日は敬老の日。贈り物やメッセージを考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし敬老の日のプレゼントやメッセージには戸惑うことばかり。失礼なことだけは避けたいですよね。

それでは敬老の日にはどのようなメッセージやプレゼントを贈れば良いのでしょうか?

直筆だけでなくLINEでメッセージを送ることも増えている

昔は敬老の日には、直筆のメッセージが主流でしたが、現在は敬老の日のメッセージも直筆にこだわることなく、LINEでメッセージを送ることも増えてきています。

直筆のメッセージだとハードルが高いと感じる方は、LINEでメッセージを送ることをおすすめします。

しかし、もしLINEでメッセージを送ったとしても相手がLINEの操作方法がわからなかったりする場合は、LINEのメッセージよりも自筆のメッセージが良いでしょう。相手に合わせてメッセージの送り方を選びましょう。

敬老の日のメッセージのポイント

それでは具体的に、どのようなポイントに気をつけて敬老の日のメッセージを贈れば良いのでしょうか?メッセージについて、大事な3つのポイントをまとめました。

日頃の感謝や長寿を願う気持ちを込める

敬老の日は「長く社会に貢献してきた老人を敬愛し長寿を祝う」という意味が込められています。そのため、基本的に感謝のメッセージやこれからの長寿を願うメッセージを伝えましょう。

なかなか会うことができない相手でも、感謝のメッセージや長寿を願うメッセージなどを素直にメッセージに込めると良いでしょう。

丁寧な言葉で相手を敬う

敬老の日に贈るメッセージは、メッセージの中で相手を敬うことが大切です。メッセージの言葉使いが偉そうだと、せっかくの敬老の日のプレゼントがメッセージによって台無しになってしまいます。

今の豊かな社会があるのは、時代を引っ張ってきたシニアたちのおかげです。そのことに注意して、メッセージでは丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

大きな字で書く

シニアにとって、メッセージの小さい文字を読むのはとても大変です。いくらメッセージでも、シニアにとって小さい文字のメッセージを読むという行為は重い負担になりかねません。

いつも通りの字の大きさではメッセージが読みにくく、またせっかく書いたメッセージが、メッセージの字が小さいがゆえに断片的にしか読まれない可能性もあります。

意識して、メッセージは大きい字で書きましょう。

意外と知らない?敬老の日のメッセージで注意したいこと

敬老の日のメッセージでのポイントを3つ紹介しました。しかし敬老の日のメッセージには、まだまだ注意することがあります。

失礼にならないように、敬老の日のメッセージの注意点をしっかりとチェックして、今一度メッセージを確認しましょう。

入院をしている方へ「元気で長生きしてね」

敬老の日は長寿を祝う日でもありますが、相手によってメッセージを考える必要があります。まず入院をしている方へメッセージを贈る場合は注意が必要です。

体の不調で悩んでいる方に「長生きしてね」とメッセージで伝えると、そのメッセージが重荷になってしまう可能性があります。

メッセージの中で相手の体を気遣うことは大切です。しかし無責任なメッセージは相手を不愉快な気持ちにさせてしまうかもしれません。

そのようなメッセージがないか、もう一度メッセージを確認しておきましょう。

「敬老の日おめでとう」は違和感を持たれる場合も

基本的にはメッセージに「敬老の日おめでとう」という言葉を使用することは間違いではありません。長寿を祝う日ですので、メッセージでそのような言葉遣いは使用しても大丈夫です。

しかし「おめでとう」というメッセージは、「誕生日でもないのに…」と引っかかってしまう方もいます。その場合のメッセージは、日頃の感謝を中心に伝えるメッセージにしましょう。

「忌み言葉」に気を付ける

敬老の日はおめでたい日ですので、メッセージの中に「忌み言葉」が入っていないように気を付けましょう。メッセージは基本的に素直な気持ちを伝えるのが良いですが、忌み言葉は縁起
の良くない言葉とされているので、メッセージの中にあると気にする方もいます。

具体的に忌み言葉とは、病気、死(四)、枯れる、衰える、寝たきりなどのメッセージが該当します。不安であれば、忌み言葉を調べ、メッセージの中に使用しないように気を付けましょう。

【家族・家族以外など】敬老の日のメッセージ文例

それではこれらを踏まえて、どのようなメッセージにすれば良いのでしょうか?家族や家族以外、様々なシチュエーションにおいてのメッセージ文例をまとめました。

孫から祖父母へ

変にかしこまらずメッセージは素直な気持ちを伝えると良いでしょう。また、感謝の気持ちも忘れずにメッセージで伝えましょう。

「いつも家族を優しく見守ってくれてありがとう」のメッセージや「お祝いできることが本当に嬉しいです」のメッセージがおすすめです。

少し照れくさいと感じる方には「普段口に出して言えないけど」というメッセージをつけるのも良いでしょう。「また来年もお祝いさせてね」というメッセージで締めると、まとまったメッセージになりやすいです。

自分の子供の代理として父母へ

子供の代理としてメッセージを贈る場合は、メッセージの中できちんと子供の気持ちを伝えるようにしましょう。

「子供達からありがとうの言葉を贈ります」というメッセージや「子供たちは会えるのを楽しみにしています」などのメッセージがおすすめです。

義理の両親へ子供のメッセージと一緒に贈るとき

義理の両親にメッセージを贈る際は、より丁寧なメッセージになるように気を付けましょう。「感謝の気持ちを贈ります」というメッセージや「どうかこれからもお身体にお気を付けて」というメッセージがおすすめです。

また「これからもお二人がさらにお元気でありますように」というメッセージや「元気でいてくれることが何よりの喜びです」という言葉を使用したメッセージが良いでしょう。

【保育士など】仕事で子供の家族に贈るとき

仕事で子供の家族に送るメッセージは、きちんとした言葉でメッセージを書きましょう。

子供からの感謝のメッセージはあるはずなので、普段の子供の様子を伝えるようなメッセージを心がけるといいメッセージになるでしょう。

具体的には遊んでいる様子や、長所などをメッセージに込めると、あなたの気遣いが伝わりやすくなります。最後に健康を願うメッセージで締めると良いでしょう。

【介護職員・特養施設職員など】イベントでメッセージを書くとき

基本的には敬老の日を迎えられたことへの喜びのメッセージと、これからの健康を願うメッセージを伝えれば良いメッセージになるでしょう。

「健やかに敬老の日を迎えられ、私どもも嬉しく思います」というメッセージや「いつまでもご壮健であられますよう、お祈り申し上げます」というメッセージを使うときちんとしたメッセージになります。

【町内会・自治体・子供会など】地域のお年寄りへ書くとき

自治体の集まりの場合、ますますメッセージの文章に悩みますが、親しみを込めてメッセージを書きましょう。

お祝いのメッセージではじめ「健康で長生きしますよう、お祈りしています」というメッセージをつければ、長生きしてほしいというメッセージが伝わりやすくなります。

また普段から指導いただいているのなら「これからもよろしくご指導ください」とメッセージを入れてもいいでしょう。

子供から地域のお年寄りに書くメッセージでは「いつもありがとう」というメッセージや「これからもいっぱい遊んでね」というメッセージがおすすめです。

海外で暮らす祖父母へ英語のメッセージ

敬老の日を英語で表すと「Respect for the Aged Day」というメッセージになります。そのため「敬老の日おめでとう」というメッセージは「Congratulations for the Aged Day」というメッセージになります。

「いつもありがとう」というメッセージは「Thank you for everything」、健康を願うメッセージ「元気でいてね」というメッセージは「Hope you stay well forever」、「長生きしてね」というメッセージは「Live long forever」になります。

メッセージの最後に「愛と感謝を込めて」という意味のメッセージ「Love and gratitude!」を使用しても良いでしょう。

短くても伝わる!敬老の日の一言メッセージ

簡潔にメッセージを書きたい場合でも、きちんと伝わるメッセージであることを心がけましょう。その場合は、率直な気持ちをメッセージに込めることが大切です。

「いつもありがとう」というメッセージや「大好きだよ」といったメッセージ、「長生きしてね」などのメッセージがおすすめです。

簡単♪手作りメッセージカードの作り方

敬老の日のメッセージは、メッセージカードを手作りしてみるのもおすすめです。自分のメッセージがきちんと伝わるメッセージカードになるように、最善を尽くしましょう。

小さなお子様がいる場合

まだメッセージの字が書けない場合こそ、手作りメッセージカードがおすすめです。

手作りメッセージカードはメッセージの字がなくてもそのメッセージが伝わりやすく、またメッセージカードのアレンジの仕方で、子供の成長を伝えることができるからです。

子供の手形・足形をスタンプする

子供の成長を肌で感じられるメッセージといえば、手形や足形のスタンプを押したメッセージカードです。

特になかなか会えない方にメッセージカードを贈る場合、メッセージにあるスタンプで、離れていてもメッセージカードを通じて子供のことが伝わりやすくなります。

折り紙で装飾する

折り紙で装飾したメッセージカードもおすすめです。

メッセージカードに装飾された折り紙を見て「こんなことも出来るようになったんだね」と驚いてくれること間違いなしです。

子供の成長がメッセージカードを通して伝わるので、とても嬉しいメッセージカードになるのではないでしょうか。

写真を貼る

やはり目に見える形として残るメッセージカードは「写真を貼ること」です。普段の様子を写真に収め、メッセージとともに貼ると良いメッセージカードになるでしょう。

また、小さい頃からの写真を順にメッセージに貼り「こんなに大きくなった」ということを伝えるメッセージカードにしても良いでしょう。メッセージカードを通じていつでも見ることができるのは、とても嬉しいのではないでしょうか。

中学生以上の場合アプリやインターネットのテンプレートを使う

スマートフォンを持つようになったら、メッセージテンプレートを使用するのもおすすめです。

無料のメッセージテンプレートもたくさあるので、様々なメッセージデザインから自分の好みにあったメッセージカードを選ぶこともできます。またメッセージに写真を載せられたり、メッセージビデオをつけられるものもあります!

アプリやインターネットのメッセージテンプレートを使用して、より華やかにメッセージカードを贈りましょう。