今回のお題は「弄ぶ」「銓」「柴扉」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
1問目はこの漢字から!「弄ぶ」
「弄ぶ」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「奔放」(ほんぽう)の漢字に似ていますが、よく見ると違う漢字です。
子供のころに「弄ぶ」のと、大人になってから「弄ぶ」のは意味が違ってきます。
とはいえ、罪には問われません。
さて、「弄ぶ」と書いてなんと読むでしょうか?
「弄ぶ」読み方のヒントは?
小説などによく出てくる漢字なので、本が好きな人はすでに正解が分かっているかもしれません。
子供だと「おもちゃを弄ぶ」。
大人だと「自分の事を好きだという人を弄ぶ」。
となります。
手持ち無沙汰で、ネクタイを弄んだり、ポケットの中のハンカチを弄んだりと何かしておかなければ落ち着かない場合にも使いますね。
手に取っていじくるという意味と、まじめに扱うべきものをおもちゃにするという意味があります。
「弄ぶ」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇ぶ」です。
くれぐれも人の事を弄ぶのは止めておきましょう。
さあ、もうわかりましたか?
「弄ぶ」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「もてあそぶ」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「銓」
難読漢字クイズです!
「銓」を何と読みますか?
「栓」と似ていますが少し違いますね…
「銓」の読み方のヒントは?
1.「銓」をひらがなにすると3文字になります。
2.「彼が国の代表にふさわしい人物か銓る」のように使われます。
3.昔の商店街には「銓売り」がありました。
正解は…
正解は「はかり」でした!
物の重さをはかる道具です。
現代では「測る」「計る」「量る」と書くことが多いでしょう。
また、人物の能力などをはかるという意味もあり、この場合は「選」に書きかえられます。
「銓」の音読みは「セン」、訓読みは「銓ぶ(えらぶ)」「はかり」「銓る(はかる)」、漢検1級14画の漢字です。
人名漢字ではないので、名付けには使えません。
「銓」の付く日本語
銓衡(せんこう):能力や人柄などをよく調べて適格者を選び出すこと。
例:十吉「その銓衡試験を受けたんでしょう?」 織田作之助「四つの都」より引用
沈銓(しんせん):日本の近世画壇に大きな影響を与えた中国の画家。
昔の日本ではお菓子もお肉も「銓売り(はかりうり)」が普通でしたが、最近は目にすることがありませんね。あるとしたら酒屋さんくらいでしょうか。
でも、海外のスーパーは今も「銓売り」が基本なのだそう。