ペジテに戻るためにナウシカと風の谷の5人は、人質として強制的に連れていかれることに。だが腐海上空でペジテのガンシップに強襲されたトルメキアの飛行船は次々撃沈。ナウシカは風の谷のミト、クシャナを連れて脱出。腐海の湖に着陸した一行は王蟲の群れに襲われるが、ナウシカは王蟲と心を通わせ、一行を守るのであった。
今ではスタジオジブリ作品として扱われている『風の谷のナウシカ』だが、ジブリの設立は1986年。第一回作品は『天空の城ラピュタ』だ。『ナウシカ』はトップクラフトという会社の製作である。正式にはトップクラフト作品なのだがジブリ設立に伴い、トップクラフトは改組する形で消滅。
今ではジブリの公式ラインナップに『風の谷のナウシカ』が入っているので、ジブリ作品として扱っても問題はないのだが、世の中にはこういうところに厳しいオタクの人たちがいるのでうっかりジブリ作品として取り上げたら、轟轟たる非難が来るので気を付けよう。
さて、『ナウシカ』に話を戻すと、本作はさまざまな比喩の上に成り立っている。
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