1~3月の婚姻数は、1月が前年同月比1万2311組(25.4%)減の3万6148組、2月も同6131組(13.3%)減の3万9924組と大きく減少したことによる。3月は同91組(0.2%)の減少にとどまったものの、1~3月の累計では前年同期を2万2236組(14.2%)も下回った。(グラフ1)
婚姻数は13年以降、18年まで6年連続で減少し、年間の婚姻数が60万組を割り込んだが、19年に令和元年を迎え、いわゆる令和婚により婚姻数が増加し、前年比1万2526組(2.1%)の増加に転じた。
しかし、20年に新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、前年比7万3500組(12.3%)の大幅減少となった。21年にも影響が残り、同2万4369組(4.6%)の減少となったが、22年には新型コロナによる社会的な影響が薄れ、新型コロナ前の日常生活に戻り始めると、同3740組(0.7%)増と微増ながらも増加に転じた。
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