婚姻数も大減少、少子化加速にも影響かの画像1

 2023年に入り、婚姻数が前年を大きく下回っている。日本では、婚姻数の減少が出生数の減少につながるため、婚姻数の減少は将来の少子化加速の要因となりかねず、大きな懸念材料となっている。

 厚生労働省が6月23日に発表した23年4月の「人口動態統計速報」によると、婚姻数は3万2095組となり、前年同月比2441組(8.2%)増加した。4月単月では増加に転じているものの、1~4月までの累計では16万6947組で前年同期を1万9795組(10.6%)も下回っている。