「現在のM-1は、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台、千葉、札幌、広島、静岡、沖縄で1回戦が行われています。これだけでもかなりの広範囲ですが、もし地方漫才師がもっと増えていけば、日本各地で地方予選大会を行い、勝ち抜いてきた漫才師達による“全国大会”を開催できるかもしれない。それを“地方漫才師限定の大会”とすれば、新たなM-1の軸ができるでしょう。あるいは“地方大会の優勝者は、M-1本戦の準決勝に出場できる”といったルールでもいいかもしれません。
いずれにしろ、地方漫才師を増やすことでM-1の規模が一気に拡大し、吉本興業の全国に対する影響力も高まるというわけですね」(同)
すでに国民的一大行事となっているM-1グランプリだが、まだまだ大きな大会にしようと目論んでいる吉本興業。M-1が日本を支配する日も近い?