毎年盛り上がる、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)。今年も開催が発表されたが、一部ルールが改訂され、その“狙い”についてさまざまな指摘がなされている。
今回改訂されるのは「1回戦シード権」「1回戦ネタ時間」「特別賞」の3点。シード権については、昨年までは「前年大会の準決勝進出者」が1回戦免除の対象だったが、今年は「前年大会の準々決勝進出者」が免除対象に。1回戦のネタ時間は「2分15秒で警告音、2分30秒で強制終了」から「2分5秒で警告音、2分15秒で強制終了」に短縮される。さらに「キッズ漫才師」「地方漫才師」を表彰する特別賞が新設される予定だという。
今回の改訂について、ある芸能事務所関係者は「エントリー数の増加と関係している」と指摘する。昨年の2022年大会では、7261組がエントリー。21年は6017組、20年は5081組で、ここ数年の間で毎年1000組ほどエントリー数が増えているのだ。
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