海底の王国、アトランティカ国王トリトンの末娘、アリエルは父王の命令で地上の人間と関わりあいを持つことを禁じられていたが、好奇心旺盛な彼女は仲良しの友達フランダーと一緒に、冒険と称して海上に出てはカモメのスカットルから聞かされる人間の話(ただし、ほとんどがデタラメ)に目を輝かせ、海底で拾った人間の道具を秘密の部屋にコレクションし、まだ見ぬ地上の世界に憧れ、美しい歌声を響かせていた。
トリトンに娘のお目付け役を命じられた音楽家のセバスチャンに地上に憧れることを諫められるものの、海上に打ち上げられた花火に引き寄せられるように大きな船に近づいたアリエルは、一国の王子、エリックに一目惚れ。
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