街宣での秘書の任務は重責になってしまいました。付近で「あやしげな人物」を見つけた場合、秘書が職務質問のように声をかけるよう指示されたのには、とても困惑しています。職務質問なら警察がしてくれればいいじゃん……と思いますね。
この背景には、2019年7月の参院選で街宣中だった安倍総理(当時)にヤジを飛ばした男性を北海道警の警察官たちが強制的に排除したことが批判され、民事裁判にまでなったことがあるようです。警察は積極的に動けなくなったんですね。
それで「女性の方が相手も身構えないから適任だろう」ということで、神澤のようなベテラン女性秘書にその役目が回ってきたわけですが、凶器とか持っていたらどうしてくれるんでしょうか。しかも、この4月に岸田文雄総理が襲撃された時は、SPでなく漁師さんに助けられていましたよね。
200人もの聴衆が集まる中で、とっさに「あやしい動き」の男性を見つけてタックルした漁師さんは大絶賛されましたが、これも警備側の反省点は多いですよね。
G7サミットなど国際会議招致も予定されていたのに、「治安の良さが売り物にならなくなった」と嘆く関係者もいました。円安もあって、日本のおいしいものや清潔なホテルを求めて訪日観光客は増えていますね。複雑な心境ですが、インバウンド需要は高まっています。
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