また、ドナーからの輸血を待てない緊急時にもきわめて有効と考えられるため、これまで手立てのなかった病態の治療を可能にする画期的な発明であり、「動物医療に革命をもたらす」と期待している。

 また、大量需要にも即応でき、ウイルス感染の心配もなく、長期保存可能なイヌ・ネコ用人工血漿の市場は、「全世界規模に及ぶ」と予測している。

 研究成果はオンライン総合科学雑誌サイエンティフィック・リポーツ(ScientificReports)誌に6月14日に掲載された。