こうなると、次は「スポーツ」か「子ども」あたりだろうか。こういった超大型特番にはどんな狙いがあるのか?
「ひとつは、シンプルに視聴率が取れることです。大きな花火を打ち上げれば、振り向く人は必ずいるもの。お祭り感を出せば、なんとなくチャンネルを合わせる人はいるでしょうし、番組の切れ目がないので、延々と見続けてしまうパターンも多い。最高の成功例が『24時間テレビ』の100kmマラソンです。
問題解決というテーマを掲げれば、社のイメージ向上が期待できますし、それならスポンサーも集めやすい。実際、今回の『SGDsの日』では、取り組みを紹介する中で巧みに企業名がアピールされており、あれならスポンサーも大満足だったはず(苦笑)。このほか、社員の士気向上、系列局との関係強化、番組連携による新規視聴者の掘り起こし、局アナの知名度アップなど、うま味はいろいろあります」(広告関係者)
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