続いて「冷しキムチそば」。こちらもいつも通り湯戻ししたあとに、冷水で「冷し」状態にします。キムチ味のたれに、中細の油揚げ麺のおそばと、白菜キムチ、ネギが合わせられています。麺はやはり冷水で引き締められることで硬めの食感となります。
キムチ味のたれは味噌味ベースで、こちらも辛味と合わせて少し塩気が強めに感じられます。みそとキムチなんて爽やかとは縁遠い感じがしますが、「冷しこく担々うどん」と同様、冷して食べると爽やかで夏らしい味になります。キムチ味がこんなにさっぱりと食べられるのはちょっと驚き。
それほど味に厚みがあるわけではありませんが、力強いキムチ味でわかりやすく、ピリ辛程度の辛味もあって、食欲増進にもなりそうです。
カップ麺をうまく活用して梅雨を乗り越えたい
梅雨時期に食べたい汁なしのカップ麺をレビューしましたが、いずれの商品もやる気が削がれる時期に手を抜くことができ、食べるのも食べやすく、大いに役立ってくれるのではないでしょうか。
ただ、根本的に梅雨に立ち向かうには体力をつけなければならないので、結局のところバランスの取れた食生活が重要になってきます……。カップ麺にはほどほどに頼るくらいに活用していければよいですね。