上京後、ピン芸人として修行を積んだ浅草のリトルシアター

街裏ぴんく「ウソ漫談師」の「ウソなし」半生と音楽の画像3

──6月24日には、15回目となる独演会『Little theateR』を浅草で開催しますね。

街裏:この独演会はけっこう胸アツなんですよ。自分の“原点”になった修行の地・浅草で、大勢のお客さんを集めて、ひとりでネタできるのが本当に感慨深くて。

──浅草で下積みされてたんですね。先ほどおっしゃられていたように、最初は漫才をやってたんですよね?

街裏:そうですね。平田とコンビやってました。僕が主にネタは作ってて、もう今のウソ漫談に近い“ファンタジック漫才”やってましたね。昔、ダウンタウンさんの『ガキ使』(日本テレビ系『ガキの使いやあらへんで』)に、ハガキトークってあったじゃないですか。松本さんがハガキに合わせてウソをあくまでも本当っぽく話すやつ。ああいう感じでしたね。