転職活動が全然うまくいかず、不安や焦りを感じていませんか?
「子どもがいるから、転職がうまくいかないのは仕方ない…。」と、なかば諦めムードの人もいるかもしれませんが、まずはこの記事を読んでみて下さい!
ワーママが転職するには、「ワーママ転職の基本のキ」をおさえるのが最重要ポイント!基本を知らないまま、または独身の感覚のまま闇雲に転職活動をしていては、何度面接を受けても採用されません。
あなたの転職がうまくいかない理由とその対策を万全にし、仕事と子育てを見事に両立させた輝くワーママライフを手に入れましょう!
1.【体験談】転職活動がうまくいかないワーママは多い
転職活動がうまくいかないワーママは多いです。理由は、子供の保育園がまだ決まっていない、育児を優先するあまり希望に沿った会社が見つからないという事情があるからです。
また、希望の条件の会社が見つかっても通勤時間が長く在宅勤務ができないという理由もあります。
転職活動に行き詰っているワーママは、あなただけではありません!今回は転職活動中のワーママAさん、Bさんに話を伺いました。
(1)育休中のAさんのケース(32歳・生後6か月女の子ママ)
私は結婚前から保険の営業職をしており、現在1年間の育休を取得中です。
出産前は「1年間しっかり休んでまた営業に戻ろう!」と考えていたのですが、実際に子どもを産んでみるとその大変さは予想以上・・・。毎日寝不足で家事もままならず、「こんな感じで本当に営業現場に戻れるのか…?」という不安が押し寄せてきました。
そこで、「在宅で働ける職種に転職しよう!」と思い立ち転職活動を開始。在宅勤務なら家のことをしながら働けますし、子どもの急な体調不良にも対応しやすいと思ったんです。
保険関係の資格も保有しているので正直転職は余裕と思っていたのですが、現実はそう甘くはありませんでした。
- 完全在宅勤務希望
- 保育園が未定
という2つの理由がネックになり、受ける会社全て不採用。どうすれば希望する職につけるか全く分からず、完全に道が閉ざされているのが現状です・・・。
【Aさんの転職先が決まらない理由:タイミングが悪い、保育園が決まっていない】
- 保育園が未定の場合転職活動はかなり不利。預け先が決まらないことには、復職も難しいので注意。
- 育休中の転職は、たとえ保育園が決定していても入園取り消しになるケースがある。(各自治体により異なる)
- 完全在宅勤務希望の転職はハードルが上がる
(2)子どもとの時間を確保したいBさんのケース(39歳・4歳男の子ママ)
都内のIT企業で正社員として働いているのですが、通勤時間の長さに嫌気がさし転職を思い立ちました。
職業柄残業も多く、平日の子どもの世話は実母に頼りっきり。おまけに通勤に往復2.5時間かかるため、自宅に辿りつくのが午後11時を過ぎていることも珍しくありません。「こんな状態では母親と言えないのでは?」というストレスが膨らみ、家の近所に転職しようと思いました。
「この際自分ができそうな仕事なら何でもいい!」と思い、希望条件は「家から近いこと」と「今と同等の年収」に絞って転職活動をしているのですが、なかなか希望通りの会社がみつかりません。活動開始から半年近く経つにも関わらず、転職できる気配はなし…。正直、途方に暮れています。
【Bさんの転職先が決まらない理由:子ども中心の転職理由、ハードルの高い転職条件】
- 「自分ができそうな仕事ならなんでもいい。」という考え方は、キャリアを全く考えていないとみなされる。「御社だからこそ!」という意志が重要。
- 郊外で都心と同等の年収を望むのは無理がある
いかがでしょうか?Aさん、Bさんの転職がうまくいかないのにはそれなりの理由がありますが、当の本人達はそれに気づいていないようです。
実は、「転職がうまくいかない理由」に気付いていないワーママは沢山います!あなたは大丈夫?次でお伝えする「転職がうまくいかない理由4つ」をチェックしてみて下さいね。
2.ワーママの転職活動がうまくいかない理由
ワーママが陥りがちな、転職活動がうまくいかない理由4つをお伝えしていきます。
(1)「子ども」のことが先行しがち
ワーママが転職を考える理由№1は、ズバリ「子ども」!
こちらのグラフは、日経woman「ワーママの8割が「転職を考えたことがある」より抜粋した「ワーママの転職理由」を表したものです。
これによると「ワーママの転職理由トップ3」は、
1位:子どもとの時間確保 2位:育児との両立 3位:自身のキャリアアップ
となっており、転職理由が「子ども」になっているワーママが非常に多いことがうかがえます。
「キャリア<子育て」という考えは決して悪いことではありませんが、その結果「自分がどんな仕事をしたいのか?」という自己分析が全くできていないワーママも少なくありません。
このような状態では「どうしてもこの会社に入りたい!」という動機が弱くなり、同じ会社を志望するライバルと比較されると即落とされてしまいます。
採用担当者の立場になれば、「私は〇〇がしたいから、どうしても御社に入社したい!そのために△△と□□のスキルがある。」という人物を採用したいのは当たり前のことですよね。
(2)視野が狭くなっている
「今の家庭環境では〇〇しか無理!」と、自分で「職種」や「業務形態」を絞っていませんか?
もちろん、ある程度的を絞った転職活動は大切ですが、「絶対にこの業務形態じゃないとダメ!」と決めつけるのは間違っています。
例えば、「子育て優先で時短勤務をしたい!」という希望があるなら、「時短勤務」のみで企業を探すのではなく、「フルタイム勤務と育児を両立できるワーママにやさしい会社」を探してみることです。
自分のイメージだけで転職活動を進めるのではなく、視野を広げて内定の可能性を高めましょう!
(3)転職のタイミングが悪い
先にご紹介したAさんのように、「転職のタイミング」を誤るといくら活動しても採用されません。
- 保活中
- 妊活中
- 育休中
- 資格の勉強中(取得前)
以上のタイミングは転職活動が困難で、企業側も採用しにくいのが本音です。できるだけ効率の良い転職活動のためにも、上記の時期は避けましょう。
(4)圧倒的に時間が少ない
働く母親は、自分にかけられる時間が圧倒的に少ないのが現状。日々の生活だけでも忙しのに、転職活動をするとなるとやるべきことが一気に増えます!
- 自己分析
- キャリア相談
- 資格取得
- 履歴書作成
- 面接
など、1社受けるだけでも結構な時間をとられるため、「転職活動をする時間がないから、今の会社で働くしかない・・・。」と、転職活動そのものを諦めているワーママもいるのです。
このような現状を打破するための秘策が、ズバリ早起き!「【ワーママ4時起きのコツ6選】早起きで仕事家事育児を完遂せよ!」では、1日の作業時間を2~3時間増やす早起きのコツを特集しています。是非合わせてご覧下さい。
いかがでしょうか?転職活動の落とし穴にはまらずスムーズに内定をゲットするために、是非、次でお伝えする「ワーママの転職活動を成功させる4つのポイント」もおさえましょう!