9.多賀大社

photo by 光の森のオジさんさん

古くから”お多賀さん”の愛称で親しまれている参拝無料の神社。延命長寿と縁結びの神として信仰を集めており、豊臣秀吉も参拝したと言われています。

多賀大社

元正天皇が病気で苦しんだ際に、強飯(こわめし)を炊き、シデの木でつくった杓子を献上したことから「お多賀杓子」が有名で、絵馬も杓子型。また書院から庭を見降ろす形の池泉鑑賞式庭園である「奥書院庭園」は国の名勝にも指定。

10.長浜びわこ大仏

びわこ大仏

琵琶湖沿いにある良畴寺(りょうちゅうじ)境内に建立されている高さ28mの大仏様で、琵琶湖に背を向けて立っておられます。初代の大仏様はコンクリートの劣化か進んだため、1992年に解体されました。現在の大仏様は2代目となります。参拝無料。

11.幻住庵

幻住庵は、『奥の細道」の旅の翌年の元禄3(1690)年4月6日から7月23日までの約4ヶ月の間、松尾芭蕉が住んでいた所です。元々は、社務所の近くの椎の木辺りに建っていたのを、平成3(1991)年に少し離れた上部へ新たに建設されました。

茅葺き屋根が印象的な庵内は、自由に見学することができます。6畳と4畳半の部屋が2間あります。畳に腰掛けると、まるで松尾芭蕉が今なお暮らしているかのよう。