4.移動手段を変えよう

いつも利用している電車とは異なる経路の電車やバスを利用するなど、複数の交通機関の出勤ルートを検討してみましょう。

また、場合によっては一駅歩くことが有効な場合もあり、会社からそう離れていない距離ならば自転車や徒歩での出勤へ変更できる人もいるかもしれません。自然に運動不足が解消されダイエット効果も期待できます。何より、通勤ラッシュによるストレスから解放されることは心身の健康にもつながるのではないでしょうか。

5.拠点を変えよう

上記のいずれも効果が見込めなかった場合には、思い切って環境を変えてしまう方法も考えられます。

引越す

住んでいる場所を変えれば、最寄り駅や通勤ルート、利用する線が変わり、満員電車の悩みから解放される可能性が高まります。国土交通省が2019年7月に発表した各路線の混雑率のデータによると、「体が触れ合うが、新聞は読める程度」と定義される混雑率180%を超える首都圏のおもな路線は11路線あります。

【混雑率180%を超えている個別路線(11路線)】

  • 東京地下鉄東西線:199%
  • JR東日本総武緩行線:197%
  • JR東日本横須賀線:196%
  • JR東日本南武線:189%
  • JR東日本東海道線:187%
  • 東京都日暮里舎人ライナ-:187%
  • JR東日本京浜東北線:186%
  • JR東日本埼京線:185%
  • 東急田園都市線:185%
  • JR東日本中央快速線:184%
  • JR東日本総武快速線:181%

この路線周辺を避けて引越すことが、通勤ラッシュ回避に効果的です。また、上記の沿線上でも、始発駅を利用できるエリアを狙うことで、快適な通勤が実現するかもしれません。電車に乗らなくても済むように、会社から徒歩や自転車圏内に引越すという手もあります。

転職する

引越しと同様、混雑率の高い路線エリア以外にある会社に転職することで、満員電車の回避が望めそうです。また、フレックスタイム制を導入している会社やリモートワークが可能な会社など、働き方の自由度の高い会社を探すのも良いでしょう。

満員電車を回避して、心身の健康を取り戻そう

都会に住んでいると、通勤ラッシュの問題は常についてまわります。それが自分にとってどれほどのストレスになっているのかを見極め、少しでも解決できる糸口を探してみましょう。

通勤時間やその過ごし方を見直すことで、出社後・帰宅後に時間や心の余裕も生まれ、日中のパフォーマンスにも大きく影響してくるはずです。仕方がないものとあきらめず、快適な毎日を過ごすための方法を考えてみましょう。

提供・UpU

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