都市部で働いていると、満員電車での通勤にストレスを感じる人は多いものです。自由に身動きが取れない状況でひたすら我慢しなければならず、出勤前に疲れてしまうなんてこともありますよね。今回は、そんな通勤でのストレスを軽減する方法を5つ紹介します。まずはちょっとした工夫から取り入れて、日々の通勤を少しでも快適なものに近づけていきましょう。
1.通勤ルートに少し変化を加えよう
乗車位置をずらす
乗車位置によって車内の混雑率は異なるため、前後にずらすことで混雑が緩和されることがあります。
一般的に、駅の階段やエスカレーターに近い車両は混雑率が高い傾向にあるので、少しでも混雑を避けられる場所を探してみるのも一つの手です。乗り換え案内アプリでも、一部路線の車両別混雑状況がわかる機能や、同様の情報を提供している鉄道会社もあります。
いつも同じ乗車口を利用している場合は、乗り込む位置を変えることで気分も変わり、リフレッシュや新たな発見につながる効果も期待できます。車内での立ち位置によっても人の動きに差が生じるので、できるだけドアから離れた位置を選ぶようにすると乗り降りによる極端な人混みは避けられそうです。
使用する改札口や出口を変更する
改札口や出口が複数ある駅を利用している場合は、いつも使っている改札口や出口を変えてみることで、混雑を回避できるかもしれません。
通勤のピーク時は、多くの人が最短ルートで動こうとするため、限られた場所に人が集中しがちです。そんなときは、少し増える移動距離は運動と考え、利用者が少なく乗り降りや移動がスムーズに行える迂回ルートを選択するのが賢い選択かもしれません。
むしろ時短につながる可能性さえあり、自分のペースで移動できるためストレス軽減にもつながるでしょう。
2.通勤時間の使い方を変えよう
スマホを見るのもはばかられるような混雑状況の場合には、イヤホンで楽しめるラジオやオーディオブックを活用してみてはいかがでしょうか。スペースを余分に取らないメディアを楽しむことで、憂鬱な通勤時間を充実した時間に変えることができます。
また、娯楽として純粋に楽しむのはもちろんですが、最新の経済情報を発信しているラジオ放送での情報収集や、ポッドキャストで英語のリスニングをするなど、自己投資の時間として活用するのも良いでしょう。貴重な朝の時間を有効活用することで、ビジネスパーソンとして気持ち良い1日のスタートにつながります。
3.出勤時間を変えよう
通勤ラッシュで最も混み合う時間は、路線によって多少の差があります。例えば、いつもより少し早起きして、通勤ラッシュの時間を避けることで満員電車のストレス軽減を図ってみてはどうでしょうか。
そして、早めの出勤で生じた余裕の時間は、会社の近くで朝食を取る、ニュースやメールのチェックをする、デスク周りの掃除をするなど、仕事モードに切り替える時間として有効活用することができます。
逆に、出社時間に間に合う範囲で、遅めにずらしても良いでしょう。さまざまな時間帯の電車を利用してみることで、自分の最寄り駅ではどの時間帯が最も混雑するのかが把握でき、自分に適した出社時間を割り出しやすくなります。