みなさんは髪のうねりや天然パーマによる縮毛矯正をしたことはあるでしょうか。サラサラヘアになり、とても魅力的な縮毛矯正。しかし正しい頻度はどれくらいの期間なのかご存知ですか?あまり頻度を短めにすると傷んでしまいます。縮毛矯正に関する頻度や疑問を解決していきます!
縮毛矯正とは?
縮毛矯正とは、うねったりハネたり広がったりなどなど、さまざまな髪の悩みを一発で解決してくれる魔法のようなパーマのことです。ショートヘアでもロングヘアでも、前髪だけでも、ヘアスタイルに関係なく効果を発揮してくれる優れものです。ただ美容院でやってもらうと少し値段が張ることがネックですね。
縮毛矯正とストレートパーマ
よく縮毛矯正とストレートパーマは同じだと勘違いしている人がいます。そうです、実は違うんです。ストレートパーマはもともとストレートヘアの人がヘアスタイルチェンジのためにパーマをかけたあと、またストレートに戻すときにかけるものです。反対に縮毛矯正は文字通りクセを矯正するものです。なのでくせ毛や髪の広がりを抑えたいのであれば縮毛矯正をしましょう。縮毛矯正とストレートパーマではかける頻度も変わってくるので注意しましょう。
縮毛矯正の流れ
手順としては1剤を塗布し、その後2剤を塗布します。ここまではストレートパーマでも縮毛矯正でも同じです。縮毛矯正の場合は1剤塗布後、一度洗い流してからストレートアイロンを使い髪を真っ直ぐに矯正します。ここがストレートパーマとの違いです。ヘアアイロンを使うので確実に矯正できるのです。反対にストレートパーマはもともとストレートの髪の人がするものなので、矯正する必要がないのです。
なぜ縮毛矯正なのか?
なぜクセが強いとストレートパーマではなく、縮毛矯正なのでしょうか。上に書いたように、ストレートパーマはくせ毛を矯正する力が弱いのです。試しに天然パーマの人がストレートパーマを当ててみたら、その日は綺麗にストレートだったけど、シャンプーするたびにストレートがなくなっていったという事案があります。なのでくせ毛を直したいのであれば縮毛矯正ですね。
長さ別 縮毛矯正の頻度
縮毛矯正は髪がサラサラになるとはいえ、髪にダメージを与えてしまいます。定期的に当てたいところですが、適切な頻度があります。その頻度はロングヘアやショートヘアなど、ヘアスタイルによって変わってきます。髪型別に適切な頻度や期間を紹介していきます。 適切な頻度や期間を知って美髪を保ちましょう。
ロングヘアの縮毛矯正の頻度
ロングヘアの場合、適切な縮毛矯正の頻度は半年に一度か年に一度で十分と言われています。ロングヘアの場合は髪の重さが加わります。なのでくせ毛はよほどの天然パーマでない限りはあまり目立たなくなるのです。その為、髪質にもよりますが半年や1年に一度と少ない期間、頻度で済みます。ダメージもロングヘアの場合はあまり目立たないかもしれません。 しかし毛先などは縮毛矯正の頻度を重ねるごとにどうしてもパサパサとしてくるのでカットした方が綺麗に見えるでしょう。
ショートヘアの縮毛矯正の頻度
ショートヘアはロングヘアに比べて手入れが簡単だと言われています。しかし短い分くせ毛が目立ってくるので、ショートヘアは3~4ヶ月に1回程度が縮毛矯正の適切な頻度と言えます。髪質にもよりますが、キレイなストレートを維持したいと考えているのであれば、頻度を上げ、縮毛矯正を行ったほうが確実です。
前髪や根元の縮毛矯正の頻度
全体の縮毛矯正を当てたものの、伸びてきて前髪や根元のうねりやクセが気になりだしたという人も多いでしょう。ほかにもヘアスタイルを変えたいけれど、そのためには前髪や根元のみの縮毛矯正を当てたいという人もいます。この場合縮毛矯正の頻度を上げるべきなのでしょうか? 部分あての縮毛矯正の頻度はどれくらいが適切なのか見ていきましょう。
前髪のみの縮毛矯正の頻度
前髪はロングやショートに関係なく髪の重さや量がない分、一番クセが出やすいと言われている部分です。ぱっつん前髪などヘアスタイルによってはストレートでなければ綺麗に見えないものもありますよね。前髪は2~3ヶ月に一度の頻度で縮毛矯正を行う必要があります。前髪の縮毛矯正の頻度を減らす為には前髪の量を増やすことがひとつの方法としてあります。髪の重みが加わるのでくせ毛を抑えることが出来るのです。そうすれば約1ヶ月縮毛矯正の期間を延ばすことができ、頻度を下げることができます。
根元の縮毛矯正の頻度
髪の根元の縮毛矯正の頻度は2ヶ月に1回程度を目安にするといいと言われています。縮毛矯正はくせ毛をキレイなストレートにすることが出来ますが、髪にダメージや負担が掛かります。あまり短い期間で頻度を上げて縮毛矯正を行うと髪の毛先がチリチリになってしまう場合があります。 頻度を上げ過ぎるのも考え物ですね。
頻度が多いと縮毛矯正に失敗がある?
髪の毛がダメージを受けすぎてチリチリになる、いわゆる『ビビり毛』というものがあります。 こうなってしまうと元の髪の毛に戻すことはかなり難しいと言われています。完璧なストレートヘアを手に入れたいからと短い期間に頻度を上げて何度も縮毛矯正を当てるとこのビビり毛になりやすくなります。 特にショートヘアはクセが出やすいからと短い期間で頻度を上げて縮毛矯正を当てる人も多いですが、なるべく期間はあけ、頻度を下げるようにしましょう。