文春のジャニーズ事務所批判は留まるところを知らない。今週は、事務所側が「第三者委員会と受け取ってもらっても差し支えない」といっているジャニー喜多川の性加害問題の「外部専門家による再発防止チーム」が、いかに恣意性が働き、公正さが保てないかを名指しで指摘している。
まず、藤島ジュリー社長と家族同士の付き合いで、会見などのセッティングや仕切りを担当するのが、中田英寿や北島康介のマネージメントで有名な「サニーサイドアップ」グループの次原悦子社長。
同い年で共にシングルマザーということもあり親友だそうだが、その社外取締役の藤井麻莉弁護士が、ジャニーズ事務所の社外取締役として就任するという。
次原という女性は、社員たちにもやたらハグすることで有名らしい。それが性加害に緩いという証左にはなりえないだろうが、ジュリーのお友達で固めているのはよく分かる。
被害者相談窓口の監修を務めるのが鴨下一郎元環境相だそうだが、鴨下が担当医を務める「日比谷国際クリニック」のPR事務局は「サニーサイドアップ」内にあるという。
これだけ見ても、ジャニーズ事務所側が、自分たちに都合のいい人間たちで「ジャニー喜多川事件」を有耶無耶にしようと考えている“意図”は見え見えである。
狭い世界でしか世の中を見ていないお嬢ちゃん社長だから、自分をちやほやしてくれる人間だけしか付き合っていないのだろう。ジャニーズ事務所の窮地はまだまだ続く。
安倍元首相の妻の昭恵(61)が、林芳正外相に徹底抗戦していると新潮が報じている。
次の総選挙で新山口3区の公認は1人になる。林が有力だが、そこに昭恵が、4月の補選で現4区から出馬・当選した吉田真次も公認せよと茂木幹事長に要請し、自ら後援会長にも就任したそうだ。
昭恵は、下関の地は夫・晋三が来れないときも自分が心血を注いできたという思いが強く、公認が得られなければ、無所属でも吉田を出すつもりらしい。38歳と若い吉田に横恋慕したのか?
安倍元首相も彼女の行動について、一寸先は闇だと嘆いていたというが、この選挙区、次の総選挙で一番の「激戦区」になるやもしれない。
大相撲というのは女性差別の総本山のようなものだ。いまだに土俵の中には女性を入れないし、新潮によれば、支度部屋の会見も女人禁制だったという。
コロナで行われていなかった支度部屋での会見が7月の名古屋場所から解禁になるようだが、それと同時にこれまで禁じられてきた女性記者の入室もOKにしようという話が進んでいるようなのだ。
実は、古くは女性記者が会見に出ることができていたそうだ。それが力士サイドから、回しをつけたりするときには素っ裸になるから、女性は困るというクレームが出て、以来本場所では女性記者入室禁止になってしまったというのである。
今回もそうした動きに、力士側からクレームが出る可能性はあるようだが、今どきの女性は、力士のイチモツを見て驚くようなのはいないのではないか。
昔は女相撲というのがあったが、今はないのだろうか。国技館で「女相撲大会」でも開いたら、話題になるだろうがな。