さて、奈良地裁で行われるはずだった山上徹也被告の「公判前整理手続き」の直前、届いた段ボール箱に金属探知機の反応があったため大騒ぎになり、中止された。
だが中身は、山上の減刑を求める約1万3000人分の署名などが入っていた。
いまだに“人気”の衰えない、英雄視する向きも多い山上だが、文春によると、看守が声をかけても無視したり、拘置所で出される食事には手を付けず、支援者からの差し入れだけを食べているそうである。
話は弁護士としかしないようで、母親から届いた手紙は受け取り拒否をし、面会に来たいといっても頷かないという。
公判が始まらない限り、山上がなぜ安倍元首相を殺そうとしたのか、統一教会に対する憎しみはどれほどのものか、彼の口から聞くことはできないようだ。
【こちらの記事も読まれています】