それでもテレビ各局は一様に「事務所が対応策をどう実行していくか注視していく」という“見守り姿勢”のままで、所属タレントの起用方針にも変更はないと明言した。日本テレビ系の音楽特番『THE MUSIC DAY』では今年(7月1日放送)も嵐・櫻井翔が司会を務め、ジャニーズ勢が11組出演すると発表され、特定の音楽番組における“ジャニーズ偏重”の傾向が議論を呼んでいる。

 こうした中、大みそかの『NHK紅白歌合戦』で大きな動きがありそうだという。

「12日発売の『週刊現代』6月17日号(講談社)が、今年の『紅白』に男闘呼組がサプライズで出場すると報道。岡本健一はジャニーズ事務所とエージェント契約を結んでいるものの、他の3人はすでに退所しており、“ジャニーズ事務所が辞めジャニの出場を内々に認めた”としています。昨夏にサプライズ復活を果たした男闘呼組は、今年8月までの期間限定での再結成でしたが、事実、つい先日は『紅白』の制作にスタッフが大きく関わっている『SONGS』に出演しており、『紅白』出場は堅いだろうとの見方が強い」(芸能記者)

 「現代」の記事は〈今年の紅白にあの「辞めジャニ」が出場か〉と煽っているが、実際には“辞めジャニ”とは言い難いという。