ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川前社長による未成年所属タレントへの性加害問題は、ジャニーズ事務所側が5月26日に外部取締役を迎えるなど3点を柱とした対応策を発表したものの、一向に収束の気配を見せない。

 「週刊文春」(文藝春秋社)に登場する告発者は増え続けており、先日は『NHK紅白歌合戦』に出場経験もある元「忍者」の志賀泰伸氏も「30回から40回くらいは性的虐待があった」として被害を訴えたほか、同事務所で付き人をやっていた元スタッフもジャニー氏から被害を受けたと明かした。一方、男性マネージャーが6名ほどのジャニーズJr.に性加害行為を行い、金を渡していたとの話まで飛び出し、加害者がジャニー氏だけに限らない可能性が濃厚にもなってきた。